お知らせ 当社の社員が会報誌に掲載されました
当社の社員が広島県設計業協会の会報誌に掲載されました。
先日開催された子供参観日を題材にしてものです。
ケイ・エム子供参観日に参加して
R・M
去る2023 年8 月3 日、わが社では子供参観日を開催しました。このイベントは、
子供たちに職場で働く親の姿を見てもらい、
1.家庭での会話やふれあいを促進し、家族のコミュニケーションや絆を深める。
2.育児に対する職場の理解を深め、子育て支援を盛り上げる。
3.子供の勤労観、職業観を醸成する。
ことを目的に、この度、初めて開催したものです。私は、小学4年生の息子と共に参
加しました。
当日の午前中は社内にて、朝礼、社訓唱和、一日社員となる子供たちへの辞令交付、
会社説明会、社員との名刺交換、親の席での仕事体験、ドローン操作体験(ドローン
模型)、社屋を回っての宝さがしを行い、親子でお弁当を食べた後、午後からは大州
貯水池(マツダスタジアム地下)へ移動し、広島市が行っている施設見学会に参加し
ました。
普段のわが社は、オン・オフが極めてはっきりしており、仕事中に笑顔があふれる
ことは、ほとんどありません。道路、橋梁、鉄道、河川・砂防、上下水道などの公共
インフラの整備に携わっていることもあり、仕事中は真剣そのものです。その代わり、
就業後やイベント時には、同じ人かな?と思うくらいに思いきり遊ぶ傾向があります。
そのため、社員が仕事をしている最中に行われる今回の子供参観日がどういったもの
になるのか、ドキドキしながら当日を迎えました。
しかし、その心配は杞憂でした。社員は、仕事中であるにもかかわらず、気さくに
名刺交換やドローン操作実演を行い、子供たちと触れ合っていました。宝さがしに至
っては、役員自らが黒スーツにサングラスをかけKMハンターに扮し、子供たちを怖
がらせる徹底ぶりでした。帰宅後、息子に何がおもしろかったか尋ねると、「KMハ
ンターが怖かったけど、楽しかった!」と言っていました。わが社の役員、社員のイ
ベントを楽しむ姿勢、子供たちを楽しませようという姿勢には本当に感銘を受けまし
た。
私は、といえば、一日社員の辞令交付の際に、社長が「昼間のお父さん、お母さん
は頑張っているので見てください。」とおっしゃったのを聞いたときに、グッときて
しまいました。ただ、周りを見渡しても、誰もそんな人は見受けられなかったので、
努めて平静を装いました。また、私自身は、バリバリの文系人間ですので、大州貯水
池(マツダスタジアム地下)での施設見学会において、わが社の技術部の同僚から、
市職員の説明に補足をしてもらったり、これまでに手掛けた仕事などを聞いたりした
ときは、技術者である同僚に対して尊敬の念を強くするとともに、憧れの念を抱きま
した。
あれから数カ月が経った今でも、ときおり息子が「お父さんの会社、ワイワイしと
って楽しそうだったよね。」と言うことがあります。わが社は、究極の青田買いに成
功したのかもしれません。