工事概要 |
本業務は、宮沖25号線1号橋梁の損傷調査、補修設計を行った業務である。当該橋梁は、建設後50年以上が経過し全体的に中性化による変状が発生している状況であるため、現状維持を基本方針とした補修対策を行ったものである。調査業務においては、損傷調査を行い損傷図を作成するとともに、中性化試験、圧縮強度試験、塩分含有量試験等を実施した。それら調査結果を基に劣化診断を行い損傷状況に応じた必要な対策工(断面修復、表面被覆、ひびわれ注入等)を決定した。設計業務においては、調査結果、復元設計、現橋設計を基に対策基本方針を決定し、各部材ごとに最適な補修工法および補修材料の比較選定を行い補修図面を作成した。
|